水力発電所への新たな環境要求事項が発表されました。 エコエナジーは試用してくれるパイオニアを探しています

プレスリリース、Finnish Association for Nature Conservationとエコエナジー 2019.02.14

水力発電所の新たな環境要求事項が発表されました エコエナジーは試用してくれるパイオニアを探しています

再生可能エネルギーの国際的なエコラベルであるエコエナジーは、水力発電所の環境要求事項を改定しました。現在、エコエナジーは実際にこの新しい環境要求事項がどのように使われていくのかを見るため、この分野のパイオニアを探しています。

この新たな環境要求事項は魚の回遊や流水、河川について書かれています。電力がエコラベルとともに売却されるためには、魚道が機能することと継続的に水が流れていることが最低条件です。また、河川生物にとって適した生息地でなければなりません。

Bypass channel or natural fishway. Photo: Markus Penttinen必要事項の改定が行われた2年間、専門家による分析やヒアリングが行われました。魚道が天然のものであるべきか、設備のついた人工的なものの方が効率が良いか、などを理解する目的によるものです。人工的な魚道は、水力発電所に効率的かつ継続的に水を流すことができないという典型的な欠点があります。

「環境ラベルは主に任意で行われています。私たちはエコラベルが、基準とポリシーと共にEU水政策枠組み指令の認識や水質の改善への前進を促してくれることを願っています。」と環境部長のVirpi Sahi氏は言います。

「電力消費者は環境に優しい水力発電を広める重要な役割を担っています。」と彼女は続けて主張しました。

改定後の環境要求事項は2017年に行われた背景調査や2018年に二度行われた国民意見の聴取を含みます。資料はフィードバックを元に書かれ、新しい環境基準は今後適応されていきます。試用期間中はまだ改善が可能であり、2020年の終わりにエコエナジーの役員によって基準が正式に認められます。

環境要求事項の改定は、EUから資金提供を受けているFRESHABIT LIFE IPプロジェクトの一部として行われています。

エコエナジーは再生可能エネルギーへの国際的で独立したエコラベルです。エコエナジーの事務局はエコエナジーのネットワークメンバーの一員であるFinnish Association for Nature Conservationによって成り立っています。

エコエナジーのエコラベルが貼られた電力は、発生源や他の持続可能性の条件を満たしていることが追跡認証によって証明されています。電力の料金から最低0.10€、発展途上国での再生可能エネルギープロジェクトをサポートするエコエナジーの気候基金に寄付されます。水力発電においては、同じ金額が河川の復元や水力発電の悪影響を和らげるプロジェクトを支援する環境基金に寄付されます。

詳細については:

Virpi Sahi, Environmental Director of EKOenergy,
virpi.sahi@sll.fi
tel. +358 50 308 245

改定後の水力発電の環境要求事項をみる:
https://www.ekoenergy.org/ecolabel/hydropower-criteria-review/

写真:

1. 水力発電所のダム。ダムは河川の流れを遮るため、河川が湖のようになってしまいます。すると、河川に生息する生物の居場所がなくなってしまいます。そのため河川の生息地は保護されるか復元されなければなりません。写真:Matti Pellinen

2. 回遊経路(天然の魚道)。一年中水が流れているということは、河川に生息する生物が流域に着くために水力発電所を通ることができるということを保証します。写真:Markus Pettinen