国際標準に認知されました
温室効果ガスプロトコルなどの国際基準及びCDPやRE100などの団体は、再生可能エネルギーの使用やさらなる行動を起こすことによるリーダーシップの発揮をはっきりと推奨しています。エコエナジーのエコラベルが貼られている電力を購入することでもう一歩踏み出すことになり、それによって世界的なエネルギー移行を促進させることができます。
エコエナジーのエコラベルが貼られた電力は、the Global Reporting InitiativeやScience Based Targets、 the Covenant of Mayorsなど、他の基準や評価システムを使用している会社やステークホルダーにとって最適です。
LEED

LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)は緑の建築のため評価システムです。LEEDはエコエナジーを最適な選択肢の一つであると評価し、エコエナジーのエコラベルが貼られた電力を使っている建物には評価の際に追加点をつけています。
欧州版のLEED基準はエコエナジーのエコラベルが貼られた電力を使用することを明確に推奨しています。その結果、LEEDの認可を受けたい建物はエコエナジーのエコラベルがついた電力を使用することで追加点がもらえるという仕組みになっています。
- LEED 2009 BD+C Supplemental Reference Guide with Alternative Compliance Paths for Europe はアメリカにあるGreen-e certified RECsとエコエナジーは社会的地位において同じ位にいると言及しています。(82ページ参照)
- 同じ内容が37ページの評価基準Existing Buildings – Operations and Maintenance Guide (EBOM)に書かれています。欧州のACPsを含む補足リファレンスガイドは新たなLEED O+Mにも適用できます。エコエナジー認証の電力と5年間契約結んでいるプロジェクトはLEED V4に最大2ポイント追加点をもらうことができます。(O+Mでは最大4ポイント)
欧州外でもエコエナジーを使用することは、場合によっては追加点に繋がります。
LEEDでのエコエナジーの使用についてさらに詳しく知りたい方はEducation@USGBCから出ている‘Green Power – buying renewable electricity for LEED and carbon accounting’をお読みください。
温室効果ガスプロトコル

エコエナジーのエコラベルが貼られた電力は炭素会計の世界的な基準である温室効果ガスプロトコルと常に沿っています。エコエナジーは温室効果ガスプロトコルのスコープ2ガイダンスの要約を19ヶ国もの言語に訳しています。
エコエナジーと温室効果ガスプロトコルについてさらに知りたい方はエコエナジーと炭素算定をお読みください。訳文も同じページから参照可能です。
CDP

CDPは世界中の3000もの大企業に対して炭素算定の援助や効率的に炭素排出削減をする戦略を立てる援助を行なっています。
CDPは「スコープ2の排出量算定の技術注記(technical notes for accounting of scope 2 emissions)(例:購入された電力を作る際の排出量)」の15、16ページに、企業はまだ改善の余地があるということを言及しています。

「エコラベルは企業の電力購入をよりよくするための一つの方法です。温室効果ガスプロトコルスのコープ2ガイダンスで触れられているエコエナジーはそのようなエコラベルの選択肢の一つです。エコエナジーのラベルは追跡(tracking certficate)の上にさらに質の高さを意味するマークです。エコエナジーのラベルが貼られて売られている電力は厳格な環境基準を満たしており、再生可能エネルギー導入プロジェクトへの募金にもなります。エコエナジーは関わり、透明性、”言葉より行動”を原理としています。」
RE100やCDP、Climate Groupが制作したBusiness Leadership in the Transition to Renewable Electricityは「国際的なエコエナジーのエコラベルは気候基金を通してエネルギー貧困に立ち向かい、自然や生息地の保護などの環境保護をさらに保証しています。」と19ページに言及しています。
WWF Green Office
WWFのGreen Officeプログラムはエコラベルの貼られたグリーンエネルギーの使用を推奨しています。そして大多数の国では、エコエナジーのエコラベルが貼られた電力が唯一の入手可能な電力です。